2010年4月7日水曜日

4/2~3 FRP型制作レポート

4/2日14:00 某所 私スガイはレンタカー屋さんの前に。

FRP型制作に必要な粘土型を作業場へと運ぶため、私と造形班タイヨウ氏はレンタカーを借り、コダマ氏の家に向け出発しました。電車で運べないの?と思われる方もいるかもしれませんが、粘土型の中身は石膏100%。その重量たるや、ちょっとした筋トレができるほどです。そのくせ脆い。落として壊れたら、造形班二人の半月に及ぶ作業が水の泡になるわけです。
というわけで、某所を出発。コダマ氏の家につくまで、言うに3時間かかりました。道が混んでいたんです。コダマ氏と十三の粘土型をピックアップし、今度は作業場へと出発。これに2時間かかります。
その日使う不飽和ポリエステル樹脂(FRP)、アセトン、石膏、ハケなどの買出しも終え、ようやく作業場へと到着します。
ちょうどお腹もすく頃です。では晩御飯どこにしようか。近くにネパール人の方が運営していらっしゃるカレー屋さんがあるとか。いいね、そこにしよう。カレー屋さんへと足を運ぶ一向。ネパールのカレーはナンではなく、ご飯、特にインディカ米で食べるのが主流だそうで、各自カレーとご飯を注文。
辛い。いや、辛い。猶予をまったくくれない、入れた瞬間口いっぱいに広がる辛さ。美味しいけど辛い。食べたいんだけど辛い。泣く者も数名。

お腹も満たされ、早速作業開始。
今回の作業工程はというと、
粘土型手直し→石膏で型取り→石膏を剥がす→石膏にFRPを4層塗る→FRPを乾かす→表面の石膏を壊し、FRP型を取り出す→FRP型の手直し
といった感じでしょうか。文字だけでは何となくやれそうな気がしますね。しかしこの作業、一通り終わらせるのに36時間かかりました。石膏やFRPは元が液体ですので、当然乾かす時間が必要なわけです。そしてまた、アクシデントが尽きない作業でもあります。
まず石膏での型取り。これはあとで剥がしやすいよう、中心線に沿って鉄板を挟むのですが、何故か石膏が抜けない。引っ張れど、押せど、粘土から石膏が離れない。十三の石膏型を外すのに、30分はかかりました。写真はなんとか引っこ抜こうと頑張るコダマ氏とサトウ氏。


小次郎の方はというと、キレイにスポっと抜けたのですが、石膏が発する熱で中の粘土が溶け、表面についてしまう、というアクシデント。これを丁寧に取るのにまた30分近くかかりました。


次にFRPを4層塗るという作業。FRP、不飽和ポリエステル樹脂は硬化剤を入れることで固まります。このFRPと硬化剤の比率が極めて重要で、多すぎれば熱が発生して大変なことに、少なすぎると固まらなくて大変なことに、という事態が発生します。また、液体ですから、垂れます。重力に逆らえず、垂れてしまうため、分厚さに差が出てしまうのです。当然薄くなってしまったところは加工がしづらく、今後の作業の障害となります。これをどのようにして解決していくかが、今後の課題ですね。


ちなみに、表面に見えるモフモフはガラスファイバーです。これを混ぜ込むことで、より硬くなります。

これが硬化すると、表面の石膏を破壊してFRPのみを取り出す作業が待っています。
ノミを使って石膏を削って行くのですが、この作業、中々当たり外れが大きいのです。FRPを塗る際、あとで剥がしやすいよう、石膏の表面にワックスを塗ります。これがしっかり塗れているか、FRPがしっかり硬化しているか、FRPと硬化剤の割合が正しいか、などの様々な要素でこの作業の大変さが決まるわけです。十三の後頭部はすぐ石膏が剥がれてくれました。が、残りはそうも行きません。コダマ氏、タイヨウ氏が念入りに、慎重に、石膏を削ってようやくFRP型が姿を現しました。


そんなこんなで、なんとか二つともFRP型をある程度完成させることができました。あとは余計な部分を除去し、弱そうな部分を補強し、完全な仮面の形にする作業が残っています。時間の関係で、そちらの作業はまだ完了していません。そちらも、作業が終わり次第アップしていきます。
36時間に及ぶ重労働、みなさん本当にお疲れ様でした。



写真は硬化待ちの皆さん。
モンハンです。こういう面でも真剣にやってます。

0 件のコメント:

コメントを投稿